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高知から窪川までトロッコ列車の志国高知幕末維新号に乗車しました。
2017年3月から2年間にわたって開催されている「志国高知幕末維新博」にあわせ、2017年9月23日より高知~窪川間でトロッコ列車の志国高知 幕末維新号が運転されています。
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高知発窪川行の下り列車は坂本龍馬が土佐藩を脱藩した道のりに沿って進むことから龍馬立志の巻の列車名がつきました。
列車は高知駅1番ホームから発車します。
1号車のトロッコ車両はキクハ32-501、四万十トロッコ号やおおぼけトロッコ号に使われていました。
キクハ32-501
(2009年10月3日四万十トロッコ2号に乗車した際に使用されていたキクハ32-501)

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トロッコ乗車区間は伊野~土佐久礼間でそれ以外は2号車の控車キハ185-20に着席します。

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キハ185-20の車内は製造時から変わらず回転リクライニングシートになっています。

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2号車、キハ185-20のトイレのペーパーは土佐和紙の技術が使われた高級紙が使われていました。

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定刻の10時30分に出発しました。

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鏡川を渡ります。

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高知県道386号線ととさでん交通伊野線の線路と並行します。

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伊野商業前電停の横を通過します。

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伊野に到着します。

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ここからトロッコ車両に乗車できます。

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停車中に宿毛9時05分発岡山行南風12号が到着します。

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仁淀川を渡ります。

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澄んだ青々とした川の上を通過します。

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日下で須崎発高知行普通列車とすれ違います。

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それぞれの列車がほぼ同時に出発しました。

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乗客扱いのできる最初の駅は佐川(さかわ)です。
数名が降車しました。

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佐川はかつての国鉄バス→JR四国(バス)の松山高知急行線の接続駅で高知県側のJRバスが廃止されて以降黒岩観光バスが佐川から上仁淀まで代替バスを運行しています。
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佐川から先はトンネル区間が多くなります。
斗賀野トンネルをくぐります。

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トンネルを抜けると佐川町から須崎に進みます。
右側に炭酸カルシウム工場の白石工業土佐工場が見えました。
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左側の桜川の河口の向こう側に2016年のゆるキャラ®グランプリで1位となったしんじょう君が描かれた住友大阪セメント高知工場が見えました。
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トロッコ乗車中は高知運転所の車掌さんが沿線の説明を行っています。

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工場の前にはセメント運搬用の船舶が停泊しています。

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須崎に到着します。
発車時には駅員さんのお見送りがありました。
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土佐新荘の待合室にはしんじょう君とJR四国のイメージキャラクター、すまいるえきちゃん、れっちゃくんが描かれていました。
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ニホンカワウソが最後に発見された新荘川を渡ります。

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土佐新荘~安和間は左側に須崎湾が見えます。

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運転台横からの太平洋

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離れ小島が見えます。

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安和駅付近は水面に近い高さで砂浜の近くを走ります。

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海釣りをしている人がいました。

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安和を過ぎると海岸線から離れ、上り勾配が始まります。

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土佐久礼に到着します。
中村11時11分発高知行あしずり4号とすれ違います。
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トロッコ乗車区間は土佐久礼で終了します。
乗客がキハ185に移ったのを確認して車掌さんが車内のドアに鍵をかけていました。
発車待ちをしていたあしずり4号で高知方面に戻っていった乗客もいました。
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上り勾配をすすみ、定刻に終点の窪川に到着しました。

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通常は2両編成での運行ですが、2017年9月の台風による空転防止のため追加の控え車としてキハ185-23が連結されていました。
キハ185-23
キハ185-23は前出の2009年10月に四万十トロッコに乗車した際の控え車でした。